昨年4月に辿った、凌雲閣~富良野岳~前富良野岳~秋雲橋がとても良かった。
さしずめ富良野岳オートルート。
一方、富良野オートルート(スキー場~山部十八線)という定番もあるから…
この名称はいかがなものか…とも思うが 笑
天気の良い日に再訪したく、今回計画した…といっても、他からの転進ではあるのだが…
▲富良野岳(1911.9m)
凌雲閣~三峰山沢二股中尾根~富良野岳~(前富良野岳はスルー)~原始ケ原入口
スキー3、ボード1。
今回は全道各地(やや大げさ…)からのメンバーによるセッション。
前夜は山部に集結。めずらしく酒量控えめな大人な宴…笑


晴れてはいるが、上空の雲の流れが早い。鉾岩が見えない…

凌雲閣裏の斜面を慎重にバックステップで下る。ガチガチかと思ったが、さほどでもない。…ホッ

ヌッカクシ富良野川を渡り、D尾根末端上までツボで上がる。1280からシールで1本南側(右手)の尾根上1310まで緩く登る。

1310から三峰山沢左股へひと滑り。まずまずの雪…2週間振りなのでうれしい!!

そのまま少し沢伝いに進み、左岸尾根(二股中尾根)へ取り付く。ベースが非常に硬く、その上に新雪がのかっている。

少し上がったところでズリ落ちる…ふたたび下から…涙

1270尾根上で早々にスキーアイゼンを装着。いずれつけるのだから早めに…

高度の上昇とともに視界もグングン開けてくる。左手に三峰山を見ながら…

時折強風に叩かれながらも,抜群の景観にとけ込む!
富良野岳

十勝岳
自然と顔がほころぶ

富良野岳~鉾岩方面

直登ーーーーー!

富良野岳がグンと近づく。

一部、完全に透明な氷のところもあったりと…ギリギリのシール登行…1620でそろそろアイゼン。
そして腹ごしらえ…ここからはシートラ!

稜線まであと少し。足下が硬い…風が痛い…太陽が目に沁みる!

前衛峰の東1800。雪庇の切れ目から稜線にのる。ポコ上は雪煙

これを一旦、西側へ下る。

背負ったスキーがひっかからないように、バックステップで慎重に下る。ベースが氷と岩のところも…

東コルで最後の登りに備えて、ちょっと休憩。北尾根方向から声…大集団。

最後の急登!

これを登り切ると緩んで山頂となる。

お疲れ~

さっきまでの青空が嘘のようなあいにくの空模様…が、達成感!

ガリガリの南西面↓

少し、アイゼンのまま標高を落としてから、滑り込むことに…

眼下の原始ケ原へ向けて、行けーーーー!

少し落とすと白くて柔らかい雪に…ベースは硬いけどね↓

すでに脚にきていて、休み休み↓……沢の中から、山頂方向を見上げる。

雪質、空模様、時間…など考慮して、前富はスルーすることに…

・1352付近からトラバース気味に滑りながら、二ノ沢左岸尾根に近づく。下部は雪が良くてそれなりに楽しい!

・1108下で尾根にのり、林道まで下る。若干アップダウンを繰り返し、850からは自動運転!
と思ったら…秋雲橋を過ぎ、砂防Dから最後の一登り…登り切るとあとは車までシューー!
興味のある方は…
ログ
タイム8:12 凌雲閣P→(ヌッカクシ富良野川)→8:42 1310、シール脱 8:55→(滑降)→8:59 三峰山沢左股1210、シール 9:09→9:18 左股左岸尾根→9:29 1270、Sアイゼン→10:45 右股右岸1620、アイゼン&シートラ 11:14→11:56 稜線1800→12:52 富良野岳山頂→西峰下1900、スキー 13:24→14:34 二ノ沢左岸尾根1100→14:45 林道出合→15:41 原始ケ原入口
/登り4:40 下り2:17 総行動時間7:29
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