FC2ブログ

中条岳(1978m) 2017.5.12

過去の記録をアップしています。

中条岳の名は現行地形図にはなく、知らない人が多い…
『大雪山(ヌタクカムウシュペ)~北海道地図株式会社)』(※1)や『山と高原地図3大雪山~昭文社』(※2)などの
登山地図に辛うじてその名を留める。
いわゆる永山花ノ台の頭に当たるポコだ。もちろん登山道はない。

※1
中条-ヌタク
※2
中条-昭文

ルートとしては、さして難しさはない。
夏道滝ノ上分岐あたりから、雪の尾根をトラバース気味に左へと乗っ越しながら辿ればよい。
しかしながら、永山岳・当麻岳周辺の尾根は融雪が早く、いち早くハイマツの黒いバンドとなる。
愛山渓線の冬季通行止め解除とのせめぎあいだ。通行可となったときの残雪が核心だ!

昨年、開通後すぐの週末は時既に遅し、そのときに決めた。来年の開通翌日にやろう!…と
今年の開通日は5/11(木)。なので、決戦は12(金曜日)!

▲中条岳(1978m)・愛山渓
単独。スキー。

絶好の天気! 愛山渓へと向かう途中から目指す山域が正面に! ヨシッ!雪はまだ十分ある!!
3つのピークの真ん中の黒っぽいのが中条岳。
中1
何度もこの時期に訪れているが、今年は本当に多い!
愛山渓温泉Pからは一跨ぎでは上がれないほどの積雪量がある。
例年、橋を越え登山口を越え、林道を少し行ってから、取り付く…
今年は見渡す限り、笹1本も見あたらない。そこで登山口の尾根にすぐ取り付くこととした。
中2
一段登ると、左手に愛別岳が見え出す。中条岳と永山岳が双耳峰のように並び、夏尾根もまだ十分白い!
心の中ではすでに成功を確信していた…笑
中3
中5
残雪が多いため、イズミノ沢左岸台地にはずらーっと雪庇が並ぶ。
例年の下降地点まで行くが降りれず引き返す。
村雨ノ滝よりも下流側からトラバース気味に下降する。滑落したらひとたまりもない。
右手斜面上の今にも崩れそうな雪庇にドキドキ…左下の沢底が見えない。足下からドンドン崩れ落ちていく。
結局ここの上り下りが核心だったかも…

夏道の尾根を登り、崖の上を通過するように左の沢へ、さらに隣の尾根へ…
遠目では雪がタップリあるように見えた尾根も…
ハイマツの切れ目を見つけ、辛うじて繋がる程度…残雪を辿って、さらに左の沢へ。
3つ目の尾根が目指す花ノ台である。下からよく観察し、雪のつながりを記憶する。
中6
中7
中8
結果的には永山岳とのコルに突き上げる沢形を辿れば良かったのだが、下からは見えない。
1940で尾根(花ノ台)に上がり、雪がきれたところでシートラに切り替える。
中9
まもなく岩稜となり、左側はスッパリ切れ落ちている。スキーはデポする。
中10
岩塔を右から回り込み、岩を積み上げたような山頂部を目指す。
中11
辿ってきた岩稜を振り返る。
中12
山頂付近から愛別岳沢右股の支谷
中13
中条岳山頂部は岩
中14
中18
山頂からの愛別岳
中17
愛別岳への吊尾根~国立峰(右)
中15
国立峰(左)と永山岳(右)
中16
帰りは山頂岩稜直下から沢形へすぐに滑り込む。
中19
中20
イズミの沢左岸への登り返しは益々グズグズで気持ち悪かった。
中21
表大雪の1000m以上の山も残り3山となった。いつ終わることやら…

(2018.4.9)


興味のある方は…

ログ
中条岳log

タイム
7:49 愛山渓温泉P→7:53 登山口取付→8:20 1095SB、取付→9:33 1360イズミノ沢底、右岸取付→9:44 南西尾根1415、シール着 9:59→11:04 西尾根1815→11:20 花ノ台1890→11:52 山頂、スキー取りに行く 12:42→13:16 1365沢底、左岸登返→14:10 P
/登り4:03 下り1:28

コメント

非公開コメント

Y-zawa

高さにかかわらず、道のあるなしにかかわらず、北海道の山を年がら年中登っています。はじめて見る景色に感動したり、ちょっとガッカリしたり…
2017.10.15椎空知山から書き始めました。それ以前のものも少しづつアップしていきたいと思っています。

検索フォーム

熊ポテカウンター

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR